少し不気味な、ダークメルヘンな世界観のイラストが描いてみたくて挑戦したイラストです。
抽象的な模様を活かし、パッチワークのような仕上がりになったのが気に入っています。
(2013年作)
関連記事
少し不気味な、ダークメルヘンな世界観のイラストが描いてみたくて挑戦したイラストです。
抽象的な模様を活かし、パッチワークのような仕上がりになったのが気に入っています。
(2013年作)
関連記事
少し不気味な、ダークメルヘンな世界観のイラストが描いてみたくて挑戦したイラストです。
抽象的な模様を活かし、かなりユニークなイラストになったと思います。
(2013年作)
関連記事
他サークル様が作られていたフリーゲームのキャラデザインを担当させていただき、特別サイトのデザインも担当させていただいたため、そのサイトのトップページ用に描きました。
人物や踏切、テディベアや熱帯魚の部分がボタンになっていて、詳細ページに飛べるようになっていました。
フリーゲームは残念ながらすでに公開停止しています。
(2012年作)
関連記事
イラストレーターの里華です。
十数年前からのそのそとイラストを生産してきました。
今まで本当にたくさんのイラストを描いてきたのですが、イラストを生産する過程で、
「落書きのつもりがなかなかうまく出来た」
「この絵、構図のアイデアはいいんだけどなぁ」
みたいな残念な絵が生まれることってよくあるんじゃないかと思っています。
今回はそんな残念な絵を、サイトのメインに貼れるようなちゃんとした絵に仕上げてみた例を紹介させていただきたいと思います。
絵師を志す皆様の何かの参考にしていただけたら幸いです。
※使用ソフトはPhotoshop CS2です。
今回のお題
このイラストは、とあるサークルに寄稿するために描いたものです。
そのサークルで求められていたのは、500ピクセル×500ピクセルの小さなイラストで、そんなに手の込んだものである必要がありませんでした。
なので気楽な気持ちで好きなものを詰め込んでみたら、結構色合いの面白い絵が描けたなと、一時期とても気に入っておりました。
しかしこんな小さな絵だと、ネット画面で見ることしかできません。(印刷するととても小さくなってしまうのです)
なので、このアイデアを用いて、あたらしいイラストを描くことにしました。
できたら、ポストカード印刷に堪えるサイズで……。
STEP1 大きなサイズに
絵の大改造の最初の手順は、絵のキャンバスを大きくすることです。
切り抜きツールを使い、イラストからはみ出すように切り抜きます。
ポストカードにも使えるように、横長サイズに広げます。
それから、絵の解像度をいじります。
Photoshopだと、イメージ→画像解像度 です。
元々のイラストのサイズはこれでした。
解像度300はそこまで悪くない値ですが、500ピクセルはめちゃめちゃ小さいです。
手っ取り早く解像度を600まで上げました。
3000ピクセル程度あれば十分です。
ファイルのサイズとして20Mバイトもあれば大丈夫でしょう。
重すぎると性能の悪いパソコンだと動きが悪くなります……。
STEP2 パーツを散らす
絵を大きくする上に縦横比も変わるので、大幅に描き変えないといけません。
しかし折角の良い構図なので、あまりイメージを変えたくありません。
どうするかとりあえず手を動かしながら考えます。
レイヤーを右クリックなどして複製を取っておくと安心です。増やしたレイヤーを切り刻んで画面に広げていきます。
こんな感じかな。適当です。
見やすいように背景に暗い色を置きました。
STEP3 アイテムの追加
現在は中央部がスカスカです。どうにかしないといけません。
アイデアを出すために手を動かします。
適当に過去絵の馬を置いたりしてます。
割と私がよくやる手法で、昔のイラストや写真素材などをぶっこんで様子を見ます。
廃遊園地のイメージを入れたいので、ジェットコースターの線路っぽいもので、キノコのある幻想世界を区切りました。
このおかげで、左上のゾーンとその他のゾーンという、2区画となる構図がイメージできました。
女の子の顔を描き変えます。元絵の子は人様のキャラクターですので、そのまま使うことはできません。
どうにもうまく女の子と背景がなじまないので、水の部分を向こうまで広げたりしてます。
しかし、どうも馬がしっくりきません。
どこからか拾ってきた馬の写真をぶっこんでます。最後にはちゃんと自絵に置き換えるので許してください。
後ろに壊れたジェットコースターなど置いてみました。
意外と良い感じだなと思ったので、大まかな構図はこんな感じで決定することに。
~後編に続きます~