羊毛フェルト作家のYuccaです。
現在、細々とオーダーを受けてリアルペットのぬいぐるみを制作しております。
まだまだ修行中の身でありますが、わたしの羊毛フェルト作品の作り方など、進捗報告を交えながらご紹介させていただけたらなと思います。
もしご興味がございましたら、ご覧になってくださいね。
STEP4 顔の着色
材料
・羊毛フェルト黒、茶、灰
今回使用した羊毛フェルトは以下の三種類です。
<黒>
羊毛フェルト 『ハマナカ フェルト羊毛ソリッド 黒 H440-000-9』 Hamanaka ハマナカ
<茶>
羊毛フルフィール ナチュラル 84 ライトブラウン 40g | 羊毛フェルト フェルト羊毛 材料 用品 手芸 手作り ハンドメイド クラフト オリジナル トーカイ
<灰>
リアルワンちゃんを作る場合には、黒、灰、茶、ベージュ、アイボリー、白、ピンクをできるだけ多種類持っていたほうがいいです。
黒や白は、メーカーによって微妙に色味が違うので、作品を通して同じ商品を使うようにしたほうがいいですよ。
写真を見ながら黒と茶を乗せていきます。前ステップの下地が上手く行っていたらすんなり出来上がるはずです。
違和感があれば、そこは形が間違っているので直します。
この時、肉眼でなく写真を撮って比較したほうがいいですよ。肉眼では微妙なミスに気が付きにくいです。写真の写りがおかしければ、形がおかしいんだと思い、違和感が無くなるまで直しておいたほうが後々楽になります。
目の下に少しだけ灰を入れるとリアルになります。
STEP5 鼻の作成
材料
・樹脂粘土(黒)
・粘土用ヘラ
・ボンド
・スプレーニス
写真をよく見ながら樹脂粘土を鼻の形に成形します。
この時、細い粘土用のヘラがあると便利です。鼻の穴を成形するのはヘラ(先が耳かきのようになっているもの)がないと難しいですが、爪楊枝などでもできなくはないです。
ステンレススパチュラ SS-2 [造形工具・彫金工具・粘土ヘラ]
鼻は一旦ワンちゃんから離して乾燥させ、固まったらニスで光沢を出します。あまり鼻が濡れていないタイプのワンちゃんは、ニスをしないでもいいと思います。
ニスが乾いたら、ボンドで鼻の位置に接着します。
鼻の位置は、少なくとも正面、横向き、斜め上の三角度で違和感の無いように付けないと、後々大変なことになります。
ダックスフンドのようなマズルの長めのワンちゃんは特に気を付けてくださいね。
STEP6 お顔の調整
材料
・羊毛フェルト(ベージュ、白)
・フェルティングニードル(細針)
鼻のボンドが乾燥しましたら、マズル周りの色味を調整します。
以下の色味のものを主に用いました。
<ベージュ>
羊毛フルフィール ナチュラル 79 ライトベージュ 40g | 羊毛フェルト フェルト羊毛 材料 用品 手芸 手作り ハンドメイド クラフト オリジナル トーカイ
羊毛フルフィール ナチュラル 78 オフホワイト 40g | 羊毛フェルト フェルト羊毛 材料 用品 手芸 手作り ハンドメイド クラフト オリジナル トーカイ
<白>
口の周りやあごの下が難しいです。
髭の穴はここではまだつけません。
ここであまり根を詰めすぎるといつまでたっても終わらないので、ほどほどにして次の工程へ向かいます。
お顔の最終調整は、一番最後でやります。
~次回に続きます~