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ミニチュアダックスのリロくん リアルペットの作り方 羊毛・ペット関係記事

【リアルペット】ミニチュアダックスフンドのぬいぐるみ②【作り方】

羊毛フェルト作家のYuccaです。

現在、細々とオーダーを受けてリアルペットのぬいぐるみを制作しております。

まだまだ修行中の身でありますが、わたしの羊毛フェルト作品の作り方など、進捗報告を交えながらご紹介させていただけたらなと思います。

もしご興味がございましたら、ご覧になってくださいね。


STEP4 顔の着色

材料

・羊毛フェルト黒、茶、灰

今回使用した羊毛フェルトは以下の三種類です。

<黒>


羊毛フェルト 『ハマナカ フェルト羊毛ソリッド 黒 H440-000-9』 Hamanaka ハマナカ

<茶>


羊毛フルフィール ナチュラル 84 ライトブラウン 40g | 羊毛フェルト フェルト羊毛 材料 用品 手芸 手作り ハンドメイド クラフト オリジナル トーカイ

<灰>

ダイソーの羊毛フェルト、モノトーンアソート

リアルワンちゃんを作る場合には、黒、灰、茶、ベージュ、アイボリー、白、ピンクをできるだけ多種類持っていたほうがいいです。

黒や白は、メーカーによって微妙に色味が違うので、作品を通して同じ商品を使うようにしたほうがいいですよ。

写真を見ながら黒と茶を乗せていきます。前ステップの下地が上手く行っていたらすんなり出来上がるはずです。

違和感があれば、そこは形が間違っているので直します。

この時、肉眼でなく写真を撮って比較したほうがいいですよ。肉眼では微妙なミスに気が付きにくいです。写真の写りがおかしければ、形がおかしいんだと思い、違和感が無くなるまで直しておいたほうが後々楽になります。

目の下に少しだけ灰を入れるとリアルになります。

 

STEP5 鼻の作成

材料

・樹脂粘土(黒)
・粘土用ヘラ
・ボンド
・スプレーニス
樹脂粘土はダイソーのものがお勧め

写真をよく見ながら樹脂粘土を鼻の形に成形します。

この時、細い粘土用のヘラがあると便利です。鼻の穴を成形するのはヘラ(先が耳かきのようになっているもの)がないと難しいですが、爪楊枝などでもできなくはないです。


ステンレススパチュラ SS-2 [造形工具・彫金工具・粘土ヘラ]

鼻は一旦ワンちゃんから離して乾燥させ、固まったらニスで光沢を出します。あまり鼻が濡れていないタイプのワンちゃんは、ニスをしないでもいいと思います。

ニスが乾いたら、ボンドで鼻の位置に接着します。

鼻の位置は、少なくとも正面、横向き、斜め上の三角度で違和感の無いように付けないと、後々大変なことになります。

ダックスフンドのようなマズルの長めのワンちゃんは特に気を付けてくださいね。

 

STEP6 お顔の調整

材料

・羊毛フェルト(ベージュ、白)
・フェルティングニードル(細針)

鼻のボンドが乾燥しましたら、マズル周りの色味を調整します。

以下の色味のものを主に用いました。

<ベージュ>


羊毛フルフィール ナチュラル 79 ライトベージュ 40g | 羊毛フェルト フェルト羊毛 材料 用品 手芸 手作り ハンドメイド クラフト オリジナル トーカイ

 


羊毛フルフィール ナチュラル 78 オフホワイト 40g | 羊毛フェルト フェルト羊毛 材料 用品 手芸 手作り ハンドメイド クラフト オリジナル トーカイ

<白>

ダイソーの羊毛フェルト、モノトーンアソート

口の周りやあごの下が難しいです。

髭の穴はここではまだつけません。

ここであまり根を詰めすぎるといつまでたっても終わらないので、ほどほどにして次の工程へ向かいます。

お顔の最終調整は、一番最後でやります。

 

 

~次回に続きます~

【リアルペット】ミニチュアダックスフンドのぬいぐるみ③【作り方】 | Trifle Space

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【リアルペット】ミニチュアダックスフンドのぬいぐるみ①【作り方】

羊毛フェルト作家のYuccaです。

現在、細々とオーダーを受けてリアルペットのぬいぐるみを制作しております。

まだまだ修行中の身でありますが、わたしの羊毛フェルト作品の作り方など、進捗報告を交えながらご紹介させていただけたらなと思います。

もしご興味がございましたら、ご覧になってくださいね。


STEP1 目玉の作成

材料

・プラスチックアイ(黒、15mm)
・樹脂粘土(白)

今回は全身ぬいぐるみ(ほぼ等身大)なので、プラスチックアイは15mmにしました。

リアルペット、小型犬、等身大くらいを作る場合は、12~18mmくらいのプラスチックアイをお勧めします。

プラスチックアイはトーカイやユザワヤなどの手芸屋さんに売っています。

樹脂粘土はダイソーのものがおすすめです。

プラスチックアイは半球状なので、わたしは白目の部分を球状になるように付け、本物の目玉のようにしています。

こうすることにより、次の作業が意味のあるものになります。

 

STEP2 目玉を土台に乗せる

材料

・ボンド
・羊毛フェルト用スポンジマット

このやり方はわたしのオリジナルで、とてもお勧めです。

羊毛フェルト用のスポンジマットは、よく羊毛フェルトのニードルとセットになってスターターキットなどに入っているものです。

この固めのマットを小さく切って、目玉の土台に使います。

モデルのワンちゃんの写真を見ながら、目玉の距離・角度に注意してボンドで貼ります。

この作業は地味に大切です。

何故かというと、目玉の下に固い土台を置いておかないと、作品を作っている間に目玉が奥に沈み込んでしまい、修正が大変になるからです。

STEP1で目玉を球にすることで、土台から適度な距離ができ、お顔をうまく作ることができます。

スポンジマットは羊毛フェルトとうまくなじみますし、針が刺さりますし、適度に硬いですし、手に入りやすいので土台として最も適していると思います。

 

STEP3 お顔の下地の作成

材料

・手芸綿(MOKO)
・フェルティングニードル(細針)

STEP2の目玉が固まりましたら、綿を使ってお顔の下地を作成します。

ウールでないとフェルティングできないという人もいらっしゃいますが、ポリエステルの綿でも問題なく出来ます。

ですが、ものによっては固まりにくいものがあります。

お勧めはトーカイさんで売っているMOKOという手芸綿です。

この綿なら全く問題なく固まり、羊毛フェルトを使うよりも断然お安く仕上がります。

この300g一本あれば実物大ぬいぐるみ1つ作ってしまえるくらいのボリュームです。

お顔の下地は、モデルのワンちゃんの写真を見ながら作るのでは少し難しいです。

できたら上記の写真に写っているような、骨格模型があったほうがわかりやすいです。


HUASURV犬の犬の頭蓋骨モデルの解剖学骨格獣医標本教育ディスプレイ

何体も作品を作るご予定がおありの方は、一つ持っていると長く使えていいかもしれません。

頭蓋骨を観察しますと、下あごと上あごのかみ合わせだったり、目の周りの骨の様子だったり、写真ではわかりにくかった部分がよくわかります。

くるくる回せますし、本物ではとても見ることができない角度から観察できますので、リアルなワンちゃんを作りたい方には是非入手してほしいです。

この時点では、骨の特徴を捉えるような作り方でお顔を作ります。

フェルティングニードルはどんな太さの針でも構いませんが、わたしはすべて細針(S)でやっています。

細針は穴が見えにくいし、薄く裏表がある部位(耳など)を作成するときに、裏に違う色が出にくいのでお勧めです。

色を乗せる際に調整するので、この時点では完全に似せる必要はありませんが、マズルの長さや頬の出っ張り、額の出っ張りなど、モデルのワンちゃんのお写真とできるだけ違和感のないようにします。

 

 

~次回に続きます~

【リアルペット】ミニチュアダックスフンドのぬいぐるみ②【作り方】 | Trifle Space

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【リアルペット】ブルーボタンインコのリングピロー【鳥さん】

羊毛フェルト作家のYuccaです。

このカテゴリでは、私が過去に手掛けた作品を紹介させていただきます。

ブルーボタンインコのリングピロー

2019.12

ブルーボタンインコが優しく微笑むリングピロー。

我が家で昔飼っていたブルーボタンインコの『ボタン』をモデルに作りました。くちばしの部分に数本のリングを掛けることができます。

普段使いだけじゃもったいない。結婚式の贈り物に。

花嫁の幸せを祈って、『サムシングブルー』というプレゼントを贈る習慣があります。

ブルーボタンインコはそのモチーフとしてぴったりだと思いました。

結婚式に飾っても見栄えがするように、青と白のフェルトフラワーで飾りました。

本当に結婚式に飾ってもらえましたら、その時は追記でご報告いたします。

ギャラリー


商品化について

上記のリングピローは私的な贈答品として作成したものですが、今後商品化を検討しております。

詳細が決まり次第、当サイトにてご報告できたらと思っております。

もし興味のあるお方がおられましたら、その時までお待ちいただけるようお願いいたします。